モリスビー(Eucalyptus morrisbyi)
南東部タスマニアにある地域に特有の珍しくて危険にさらされた種です。
ダーウェント川の東部岸に、2つの自然の生息地があります。
開発により野生種が減少し、現在では2024本が政府管理下に置かれています。
国際自然保護連合(IUCN)では、レッドリストでEN(絶滅危機)レベルになっています。
種そのものがであれば、その種子をまいて生育させれば絶滅の危機から救えるのでしょうが、モリスビーのように自然種が絶滅の危機にあるものは、その地域を整備するなりしてユーカリが繁殖しやすい環境を作ってあげるしかないと思います。
絶滅が危惧されているユーカリは数十種類あるのですが、園芸店でおなじみのグニーでもEucalyptus gunnii subsp. Divaricataという種もたしか絶滅危惧種です。
モリスビーには、
Eucalyptus morrisbyi
Eucalyptus morrisbyi NZ
Eucalyptus morrisbyi Brett(絶滅危惧種) があるようです。
Eucalyptus gunnii subsp. Divaricataと同じような感じなのですが、モリスビー自体が日本のブログを検索してもヒットしませんので、グニーと比べるとはるかにマイナーな品種の様です。
絶滅危惧種は生息地で絶滅危惧ということですので、入手したモリスビーは絶滅危惧種では無い様ですが、生息地が違うだけで同じモリスビーだと思いますし、種屋さんの写真の紫色のかわいい葉っぱが印象に残ってしまっています。
双葉から少し大きくなった苗ですが、葉っぱの裏は綺麗な紫です。
種屋さんの写真の様になってくれるかどうかわかりませんが楽しみです。
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